今日は、先日勇退した7710×8の兄弟にあたり、「新7000系」とも呼称される相鉄7000系後期ロットの紹介をします。
7713×8(7713F)
1986年3月:製造
2007年頃:旧7000系8両編成事故廃車によるピンチヒッターとして一時的に8両に。
2007年12月21日:新塗装化
2018年2月:20000系投入により、モハ7151・7150が休車に。
2019年4月:モハ7151・7150が、先に休車になっていた7707×8と共に余剰廃車。
2019年8月:廃車(新7000系初の老朽廃車)
7713×8は、旧7000系要素の入った内装や混成パンタグラフで人気の編成でした。
7715×8(7715F)
1987年3月:製造
2007年頃:旧7000系8両編成事故廃車によるピンチヒッターとして一時的に8両に。
2008年12月~2011年6月28日:編成組み換えを繰り返す。
2011年6月30日:新塗装化。モハ7157・7156は塗装変更を受けることなく休車に。
2018年1月14日:モハ7157・7156廃車。
検査期限:2021年4月
7751×10(7751F)
1988年9月:製造
2012年8月15日:新塗装化
検査期限:2023年5月
この編成は、相鉄最後の分割対応編成として人気の編成。
7753×10(7753F)
1989年5月:製造
2012年6月8日:新塗装化
検査期限:2023年9月
相鉄の10両貫通編成のパイオニア的存在。
7754×10(7754F)
1989年6月:製造
2010年1月19日:新塗装化
検査期限:2023年7月
結構地味な立ち位置のため、あまり撮影している人を見かけません。
7755×10(7755F)
1989年4月:製造
2014年8月27日:新塗装化
検査期限:2020年7月
クロスシート試験車、唯一の菱形パンタグラフ編成ということで人気が出てきた編成。
しかし、検査期限が迫っており、年明けにやって来るであろう12106×10によって代替廃車になる危険もあります。
現に、7713×8は検査期限を11月まで残していながら、8月に廃車になっています。
なお、7751~7755の各編成は、ダイヤ改正後に備えて幕の更新を行っており、「各停」の幕が灰色地→黒地になりました。
種別幕が更新された7754×10。実は行先表示に「羽沢横浜国大」幕が設定されている。
なお、全編成に共通しているのは、2009年より、JR仕様のATS-P、デジタル無線が設置されていることです。