レヱル・ガァデン

いつも心に鉄道を。

【珍車紹介】小田急2000形 ~小田急の「はじめて」が詰まった車両~

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今回紹介するのはこの車両です。一見、1000形にも似ていますが、彼は「2000形」と呼ばれる全く別物の車両。

1995年に登場し、車いすスペース設置や、電気指令ブレーキの採用など、当時の小田急としては「はじめて」が色々詰まった車両でした。

千代田線乗り入れも想定されていたとされています。ところが、時代のいたずらで8両×9本の72両で増備は終了。現在に至るわけです。

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この2054×8は、NHE車こと2600形のIGBT-VVVF試験車である2666×8から機器を流用した編成だったりします。

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現状、特に廃車になる理由が見つからないため、もうしばらくは活躍が見られそうですが、廃車になるときは総崩れになる予感がするので、記録はお早めに。