レヱル・ガァデン

いつも心に鉄道を。

E217系クラY-1編成、長野総合車両センターへ。

本日、E217系クラY-1編成が長野総合車両センターへ配給輸送されました。

廃車のためと思われます。担当はEF64 1031でした。

ついに量産先行車からも廃車が発生してしまいました。この編成は2020年4月の指定保全が最終検査でした。

大船駅に到着。試作車の特徴の分割ステップと。

 

どれだけこの下を通ったのだろうか。ふと考える。

先回りをする。


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東戸塚駅を猛スピードで通過。最後は地元で見送らないと。と思ってここにしました。

 

~現役時代の姿~

戸塚カーブを往く。この日は珍しく共通運用の15運用。

実は上の写真はこの写真をトリミングしただけだったり。

東戸塚に到着。折り返しが回1077Sになる平日976S運用。

「短い11両」を担当。編成番号が潰れても、分割ステップだから「あ、Y-1だ」と判別ができる。

武蔵小杉駅に到着。この運用はE235系に移管されたため、代走でもない限り見れない。

雪の日のY-1編成。

西大井駅に滑り込む。この運用もE235系に移管されたため、余程代走がかからない限りは見ることができない。

当時のR-37編成、現在のY-141編成から洋式トイレクハのクハE216-2061をもらう見返りに、和式トイレクハのクハE216-2001を供出したため、Y-101編成と連結すると、1次車クハと、「若番編成番号なのになぜか8次車」という変わった風景が見れた。

逆にY-141編成は「後期ロットの編成番号なのになぜか試作車クハをつないでいる」という現象が起こっている。また、この編成とY-142編成のクハE216-2002は試作車特有のドアコックシールが残っているばかりか、クハE216-2002は113系との連結試験を行った名残でKE70ジャンパ栓が残っているので、ぜひ細部に注目してみてほしい。

 

初期仕様ドアコックシール。

KE70ジャンパ栓があるがちょっとわかりにくい。

なお、クハE216-2001を含むY-141編成はもうしばらくは安泰の模様。

何といっても試作車の特徴はこのシート。もうこのシートはY-2編成でしか味わえないばかりか、「分割ステップ+非片持ち式ボックスシート」の組み合わせは二度とみることができない。

今考えれば何やってんだという話だが、浪人生時代(5年近く前)にY-1編成を撮っていたこともあった。この日も「短い11両」だった。

 

Y-1編成、本当に長い間お疲れ様でした。Y-141編成下関側クハ、分割ステップが残るY-101編成、同じ量産先行試作車のY-2編成(こちらは2021年に指定保全を通過)の一日でも長い活躍を祈ります。